読書の目指すところ

こんばんは、セザキリョウタです

 

去年に比べて、読書をする時間が増えてきた。

でも、なぜ今までにほとんど読書をしてこなかった僕が今になって読書を始めたのか。

 

僕がする読書の目指すところ、それは賢くなりたいから

ただ賢くなりたいというその目的だけで本を読んでいる

けれど、本をただ読むだけで本当に賢くなるのだろうか

 

本を読み終わってみる

 

その本を読んだことを考えてみると、何か残っているだろうか

自己満足に終わっているのではないか

 

最近読んでいる自己啓発本について思い出すと

読んでいる途中や読んですぐに特効薬として自分自身を奮い立たせることはできる。

しかし時間が経てば読んだことはすっかり忘れて

奮い立っていたあの気持ちも治って気がつけばまた新たな自己啓発本に手を出してる。

その繰り返しだ。さて、この繰り返しに何か意味はあるのだろうか考える

 

自己啓発本から得られることは、その著者の考えのもと成功方法や成功体験といった

ノウハウを知ることであって、その考えを行動に移すことだ

成功方法をいくら知っているだけでは意味がない

 

読み終わって、また新たな自己啓発本を買う。読み終えて、また買いにく

こんなにも多くの成功体験やノウハウに触れているにも関わらず

なぜ成功しないのか。

まさにその『なぜ』が自己満足で終わっているという典型的な読書だと思った。

『考えを行動に移すこと』

 

先に書いた僕の読書の目指すところは、賢くなりたいからである

しかし賢くるために本を読んでいても賢くはなれない

では、なぜ本を読むだけでは賢くなれないのか

 

それは、本を読むために本を読んでいたからではないか

『自分自身で考えること』

成功体験が書いてある本を読んでいるだけ、著者の考えに触れ成功体験を

なぞらえているだけだ。それならば、結果的に読んでも読まなくても同じで

 

金の無駄になる。もし無駄ではないというならば、今までに買った自己啓発本が

今の自分の為になって働いているだろうか。その本がどんな内容であったか

覚えているだろうか。残念ながら、はっきり覚えていないというのが殆どで

行動に移せた記憶も無い。

 

では、今後読書するにあたっては、どういう形で読書と向き合っていけば自分の為に

なるのか、そして賢くなる為にはどうしたら良いのかというヒントを与えてくれた1冊の本がある。

本の『使い方』/1万冊を血肉にした方法 出口治明 著書

本屋でタイトルを読んで好みが無いか探していたところ

この本のタイトルが目に留まった。目に留まるということは自分の表面上は気にしていない

場合でも、内面の深層心理が気にしている、あるいは探している本だと思っている。

人間は、心の奥底で見たいものだけ見るという目がある。たしかに見たくないものは

見たくないしな。

 

 

この出口さんの『本の使い方』には、明確に賢くなる方法がかいてある

賢くなるとはつまり、教養と教育。教育と教養は知であって、それらが身につけば

より良い生活につながると考える。そして、教育と教養を身につけて考える力を養うに

ために読書は大いに役にたつと、この本から学んだ。

ぼくが一番重要視したのはこの考える力の部分だ。読むための読書から、考える読書を

教えてくれた。”本は読書量ではなく、精神のあり方”という部分にも感銘を受けた。

僕の曖昧な読書術から、一つ抜け出す道を教えてくれた本だ。

 

『読書の目指すところ』

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