日本がほんとうの豊かさを手に入れられない理由

日本がほんとうの豊かさを手に入れられない理由

なぜ、日本人は豊かだと感じられる人が少ないのだろうか。

私はその理由を「仕事」と断言する

日本は戦後、ものすごい速度で経済を発展させてきた

とにかく会社をつくって、モノをたくさん作って、経済を回して。そして経済的に豊かになった。世界に負けないくらい豊かになった

いつのまにか日本が世界で一番と言われるような国になって、国民も家を持って、家庭を持って、一億総中流なんて言葉も出てきた。そこそこの経済力を持って暮らせるひとが多くなった

ところが、昔から今まで日本は変わっただろうか

社会をまわせ、社会をまわせ、会社の利益を。人は東京に集まり、一生懸命。

通勤で1~2時間はあたりまえ。自分、家族との時間は二の次。稼ぐぞ稼ごう。通勤電車の超満員の状況はいまも昔もかわらす。使っている私とて、異常としか言いようがない

子どもどうだろう

子育てに不利、不十分な福祉制度

子どもを産みたくない、のではなく、産みたくても産めないのである。補助も足りてない、自己負担ばかり。

社会、政府のご都合主義で平均的に育て上げられ、無個性。出る杭はうたれる。受験に大学に、就職に。親に敷かれたレールを進むだけ。それってアンテイ?

さぁ就職すれば会社の利益、利益、利益。生産性を高めよ、無駄をなくせ

気がつけばすっかり高齢者

働きまくって、使い込まれたひとたち
でもお疲れ様でした。

あとは少ない年金、十分でない福祉でなんとか自分たちでやっていってね。
それで、いまから何しよう?残された時間はあと少し。さて、わたしたち自身はどこにいっただろうか?

日本のため、いや、会社のためだろうか。働いて、働いて、働きまくっている
働かなければ、暮らせないからだ

仕事が終わって帰る。食事をして風呂に入って寝るだけの生活である。帰る家は狭い集合住宅

モノ音立てず、ひっそり暮らす。ちいさな「うさぎ小屋」に帰ってからの癒しと言えば酒がテレビか動画でもみるかな?

これは豊かと思えるだろうか
答えは明らかに「No」

「一億総仕事奴隷」

私たちはいま、自分が置かれている立場をもっと知る必要がある
国に、仕事に、尽くす段階はとっくに終わったのだ。もう国は豊かになった

だのに、ちっとも心の豊かさが手に入らない
金も、モノもたくさんあるのに

それでは、いまからどうしよう?

自分を大切にして
家族を大事にして
自然を大事にして
モノを大切にする

そして、時間を大切に使う

仕事と、お金と、時間のバランスを取ることができれば上手くまわるのだろうか

仕事は早く終わって子どもや家族とゆっくり過ごし、衣食住困らず

老後の不安もなく、安らかに眠る

それが可能な仕事を作って、暮らせる場所を作ることができれば日本人はきっと豊かになれるだろう

まずは自分の仕事を見直すべきで

奴隷のように働かなければいけない仕事の仕組み、時間、収入をどうしようかと考えるところから始めよう

豊かさとは何か

著 者:暉峻淑子