シン・ニホン

AI×データ時代における日本の再生と人材育成

著書 安宅和人

現時点での日本の状況といえば、いつからか日本は先進国と言われていたが、今では中進国にまで後退したという。なかでもAIに関する取り組みは大いに遅れていて中国、アメリカほか先進国から取り残されてしまっている。

それはなぜだろう

日本は大学や研究者に対する支援に乏しい

初等、中等など教育分野のアップデートが行われず、先端技術に全くついて行けていない。

大学のレベルも世界からして落ち込む一方だという。研究費の予算も上がらず付かずで大学では筆記用具の予算、インクのトナーの予算すら十分に無いという状況。

政府が教育分野と子ども世代への支援が昔と変わらず少子化に対する対策は今だに少ない。

国で使えるお金が全然足りていない

足りていないから予算を回せないという単純な考えであるようだけど、そもそも使われるべき場所に予算があてていない。昔と今と変わらずにそれを多く割いている。若い世代が高齢者を支えているがために若い人たちの未来、希望が失われていくという事態が起きてしまっている

これでは日本の未来がひらけていかない。

ならば、年金世代から若い人たちが活躍するための予算を割いてあげようよっていう話がこの本の内容のひとつだ

ここはひとつ、今の働き盛り世代、若者世代、高齢者世代、さらに政治家。つまり全員で本気でアクション起こさないと取り返しがつかないくらい日本ダメになるよ?

データから見る日本と世界の実情を踏まえた日本への問題提起だ

風の谷プロジェクト

風の谷を創りたい

人って便利のために永遠に成長し続けなければいけないのかな?戦後から現在にかけて、都市部には多くの人が集まり群れを成して社会を回し、経済を支える

田舎は次第に過疎が進み限界集落。

消滅する村も今後多くなることだろう

そして、豊かな自然が手入れされることなく放置され、荒れた自然となる。そうなればいずれは人も住めなくなってしまうだろう

この先に残したい未来は、そんな荒れ果てた自然が残る、都市集中型だろうか?

資本主義が回り続ける仕組みでこの先の世界はもっと発達する。そして世界各国がニューヨークとか東京とか高層ビルだけの都市になるんでしょ?そんな超発展都市ばかりだったら窮屈で息ぐるしいだろう

そんな未来よりかは

森とか、自然豊かでのんびり暮らせるような都市が増えていけばいいなって思うなかで著者の安宅さんは「風の谷を創る」という考えを持っていた。

風の谷のような場所があるなら住みたい

無いなら創ろうよ。都市ばっかりじゃなくて残したい自然がある場所を。
ただし、今ある技術テクノロジーをフルに使って。

町づくり、町おこしとは異なる。

それは開疎化だ。

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この本を読んで

日本の教育予算に関して、充てられている予算が何十年とほとんど横ばいの。子どもの教育に関しても殆どアップデートがない日本。そんな中にいる私たち。

これこら未来を歩んでいく若い人たちに、国として使うべきお金が教育や若い世代のため回されていない。高齢者優先の社会だと言わざるえない実情ということがよく分かった。こんな日本社会で本当に良いのだろうか?大人の私たちに問われている。アクションを起こさなければいけないのは私たち大人だ

さて、私には何ができるだろう

風の谷プロジェクトについては

AIとデータ、人材育成についての章とは別に、風の谷を創ろうと言うテーマがありガラリと変わったな?初めはそう思ったものの

AI×データ時代における日本の人材育成というテーマから、日本の現状では後世の未来に残すべき未来がやってこない。だから、現状打開でどうしていこうという問題提起。

都市集中型の未来では過疎地の自然が荒れ、いずれ地方には人が住めない。風の谷のナウシカでいう「腐海」のような存在になってしまうだろう?

風の谷のような豊かな自然を未来に残そうよ、テクノロジーを使って、精一杯に

そんなプロジェクトだと感じた

日本の未来を作るのは、やはり人の手だ

人の手を育てていくために子ども、教育に力を入れて人を育てる。そして住む環境や豊かな自然

自分の事だけを考えるのではなくて

後世に残すためにいま行動したい。

強くそう思うようになった