雪山での失敗。チェーンスパイクの雪玉

こんばんは、セザキリョウタです。

先日、山梨の黒岳に登ってまいりました。300名山のひとつで

標高は1979m。

降雪後の登山とあって雪を期待して行きましたよ。

 

さて、今回は連れの一人が、チェーンスパイクなるものを買いまして

それの初デビューということで万を持して雪山へと出かけたわけですが

朝8時。早速雪がくるぶし上くらいまで積もっていたので

歩き始めからチェーンスパイクを装着してもらいました

 

このチェーンスパイクのメーカーはCAMP(カンプ)というところで

アイスマスターという種類になります

 

モンベルからも、チェーンスパイクが発売されておりますが

CAMPのアイスマスターは、軽アイゼンタイプに近いです。

金属のプレートがついていて、爪もモンベルより長く

感じとしては、モンベルのチェーンスパイクと軽アイゼンの間くらいの

ポジションでしょう。CAMPにはマジックテープがついていて、装着感をアップさせています。

 

 

さて、実際に雪上で使ってもらいました。

 



 

気温も低いので、雪は締まっていて

アイゼンが良く効いていました。急登が少ない登山道では申し分ない感じでした

途中で軽い急登がありましたが、爪の部分がプレートにのっている

足裏つま先部分にも爪がありますので、足裏全体で滑り止めが効いている感じですね

雪玉も今の所発生していませんでした。

 

さて、午後の下山道です。

ここで、急下降する場面があり、ズルズルと滑っているようです。

足元を確認してもらいました。

ここは雪が少なく、葉っぱと雪のミックスルートです。

気温があがり、雪も溶け始めているところに葉っぱが雪との接着剤代わりになって

しつこくくっついてきています。つま先部分が雪玉です

 

さらに歩くと、足裏全体に雪玉となってくっついてしまいました。

重量もかなりあって、まるで雪下駄、、

これではアイゼンの意味がない、、ストックで落としながら下降するも

すぐに雪玉になって、何度もなんども雪を落とすハメになりました。

急な下り坂では、滑っていてとても危険でした。

 

僕が持っていたモンベルの6本爪タイプの軽アイゼン、アンチスノープレート付きの

ものを貸してあげましたが、多少マシにはなりましたが

この雪のコンディションではなかなか厳しいものがありました。

 

アイゼンの雪玉についてしらべましたが、多くの人が雪玉で悩み

そして、自作のアンチスノープレートを作成している記事を見かけましたが

このチェーンスパイクタイプのもので、アンチスノープレートを

自作している人はいませんでした。。

 

低山だったらそんなのいらないだろー!!と思いがち?ですが

雪玉になって、アイゼンが役に立っていないことをみて

こんなに無意味なアイテムはないと思いましたし、アンチスノープレートを

つけるしかないと思いました。やってやります。相方を危険に晒すわけにはいきません!

 

自作します。

自作キットもう売っていますが、3000円と高価です。

アイゼンが5000円で買えるの、、

12本爪や軽アイゼン向けのアイテムだと思いますが、一応載せておきます。

 

これが一番早くできてパーツの信頼性もあるでしょう。

プレートの素材は、酢酸ビニール製という寒さにも強い柔軟性もある素材のようです

固定はカシメとアルミのプレートを使っていますね。

 

自作するにあたり、明日、東急ハンズで素材探しします。

ひとまず、今日のところはこれを買いました。

ゴムハンマーと、穴あけポンチ。100円均一で200円です。

あとはカシメとゴム素材、結束バンドで合計1000円以下で自作させたい。

 

また自作報告します〜

 

チェーンスパイクに自作スノープレートをつけてみる

【実験】チェーンスパイクに自作スノープレート。歩行実験

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