こんばんは、セザキです。
2月ももう後半になりましたが、月初めには長野県の茅野市、北八ヶ岳にある
北横岳に登ってきました。
これは、北横岳のロープウェイを使って2000mまで一気に上がっていきますので
比較的楽に高山帯に行くことができます。
北横岳には、頂上駅からそこまで標高差はないので、初心者にもということでしょう。
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昔はピラタスロープウェイという名前で営業していたそうですが
現在は北八ヶ岳ロープウェイで営業しています。往復で1200円ですね。
乗車時間は7分程度でした。どんどん標高を上げていきます。
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この一帯はスキー場としオープンしているので、ゴンドラにはスキーヤーとスノーボーダーが乗っていました。
山頂駅に到着すると、開けた場所にでます
ここは坪庭という場所で、溶岩が一帯に広がっていました
この日の気温は−15℃と気温は低いですが、風がなければ歩いていると汗をかくくらいです。しかし、足元はしっかりと冬山装備、ウエアも冬山仕様にしなければ
いけません。
ツアーできている登山客も多くいて、多くの人が軽アイゼンを装着していました
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少し歩くと黒い岩が出てきて、溶岩帯にでます。
この日は風は弱く、比較的コンディションに恵まれました。
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自然の神秘。自然の造形は素晴らしい
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小さく見えるのは人です。歩いた後もくっきり見えます。
眺めも良いです。
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登りは結構な急登が続きます。
標高も高いため、息がすぐにあがります。
ゆっくりと、足元も確認しながらのぼります
途中にみえてくる山小屋は、北横岳ヒュッテ。こんなに高いところに山小屋がある
木々に囲まれて、雰囲気がいいです。外で休憩をしているひともたくさんいました。
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北横岳ヒュッテを越えると、いよいよ最後の急登が待っています。
軽アイゼンだと、つま先に爪がないため苦労しているひとが多くいた。
雪質も、しまっていたので12本アイゼンがベストでしょう
軽アイゼンならキックステップを踏んで確実に歩みをすすめる必要あり
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北横岳頂上に到着です。2372m
奥に見えるのが、蓼科山。その奥には北アルプスでしょうか
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振り返ると登ってきた道と、奥の山は南八ヶ岳
硫黄岳や、赤岳、阿弥陀岳です。ジグザクしていてすごいな。
この北横岳は、八ヶ岳エリアでも森林限界の間くらいにあって、樹林帯が多くあります
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山頂駅から2時間ほどで、北横岳の頂上に到着することができました。
天気も晴れわたって、きもちのよい山行でした。
わずか2時間で、この景色に出会えるとは、素晴らしい。
しかし、天候によっては、この一帯は風も非常に強く、坪庭あたりは
ホワイトアウトになることもあるそうです。
初心者向けとはいっても、それなりに装備も備え万全とする必要があるでしょう。
歩行時間も短く、雪山登山を始めるには本当にいい山だと感じました。
3月にかけて、天候も落ち着いてくるでしょう。
冬山低山もそろそろ慣れてきたら、北横岳の冬山はどうでしょうか。
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